バスの利用
日本の貸切(観光)バス会社
一般的に観光バスと呼ばれている貸切バスは、修学旅行や遠足等の学校行事の輸送や職場旅行等の団体旅行、スポーツやコンサートの観客輸送など、多岐にわたって活躍しています。
貸切バス会社は様々なお客様のニーズに対応すべく、企業努力を続けています。それと同時に、お客様に安心して旅行を楽しんでいただけるよう、安全・安心のための対策を常に徹底しています。現在、貸切バスはドライブレコーダーや記録機器の装備が義務付けられ、デジタルレコーダー等のICTを活用した運行管理も進んでおり、そういった機器を活用した運転者教育が行われています。
日本バスグループ加盟の貸切バスには「NBG」(日本バスグループの略)ステッカーが貼ってありますので、それを目印に安全・安心な貸切バスを選んでいただきますようお願いいたします。
「NBG認証マーク」についてはこちら
貸切(観光)バスのお申込み
ご予約はお早めに
ご予約、お問い合わせは、お気軽に電話で個々のバス会社にご連絡ください。
旅行会社でもお申込できます。
日曜・祝日よりも平日のご利用を
貸切バスの台数には限りがあります。日曜日や祝日はご利用が集中しやすく、ご予約で満車となっている場合があります。また、道路の混雑し、移動に時間がかかり、コースが制約されるだけでなく遅れることがあります。できるだけ、平日のご利用をお勧めします。
快適な旅行はシーズンオフに
春・秋の旅行シーズンは、貸切バスが大変込み合うと同時に、各観光地も混雑します。
シーズンオフは、道路も宿泊施設も比較的空いており、ゆったりとくつろげる旅行が楽しめます。
貸切(観光)バスの運賃と料金
概要
貸切バスの運賃及び料金は、ご利用される方々の安全に関わる費用(安全コスト)を適切に反映したものになっており、貸切バス事業者は運輸局に届け出をしています。 貸切バス事業者は、安全コストが適切に反映された運賃及び料金を収受することにより、安全・安心な輸送サービスを提供することができます。 貸切バスをご利用される場合は、届け出た運賃及び料金により契約をしてください。
運賃
運行開始(出庫)から運行終了(入庫)までの走行距離に、1キロあたりの運賃を乗じた「キロ制運賃」と、運行開始から運行終了までの時間に、運行前、運行後に行う点検・点呼等に要する時間(2時間)を加えた時間に、時間あたりの運賃を乗じた「時間制運賃」とを合計した学が運賃となります。
料金
①深夜早割運行料金
22時以降翌朝5時までの間に点呼点検時間、走行時間(回送時間を含む)が含まれた場合、含まれた時間に係る1時間あたりの運賃及び交代運転者配置料金の1時間あたりの料金については、2割の割増を適用します。
②特殊車両割増料金
次の条件を有する車両については、設備や購入価格等を勘案した割増率を適用することができます。
①標準的な設備を超える特殊な設備を有する車両。
②当該車両購入価格を座席定員で除した定価が、標準的な車両購入価格を標準的な座席定員で除した単価より70%以上高額である車両。
③交代運転者配置料金
法令により交代運転者の配置が義務付けられる場合、そのほか、交代運転者の配置について運送申込者と合意した場合には、届け出た交代運転者配置料金の下限額以上で計算した額を適用します。なお、交代運転者が交代地点まで車両に同乗しない場合であっても、同乗したものとして料金を適用するものとします。
※運賃・料金は季節、曜日によって変動することがありますので、直接、事業者にお問い合わせください。
※ガイド料、有料道路通行料、航送料、駐車料、乗務員宿泊料、その他特別な負担がある場合には、その実費は旅客の負担になります。
※運賃・料金の総額には別途消費税がかかります。
貸切(観光)バスの運賃の割引
公共割引
1.身体障害者福祉法、知的障害者福祉法及び児童福祉法の適用を受ける者の団体については3割引きになります。
2.学校教育法による学校(大学及び高等専門学校を除く)に通学又は通園する者の団体については2割引きになります。
営業割引
営業割引については、個々に設定している事業者がありますので、直接お尋ねください。
【お願い】個々の事業者への契約、サービス関係などの苦情等については、直接契約会社(エージェントを含む)へお問い合わせ下さい。
【注 意】契約後、お客様都合により解約をする場合は、配車日の14日前から違約料が発生します。詳しくは各貸切バス会社へお問い合わせください。
高速バスは、東京オリンピックが開催された昭和39年に最初の路線が開設されて以来、高速道路網の整備とともに発展してきました。
特に都市間中距離輸送を担う300キロ未満の昼行系統が増えており、一般の乗合バスと同様、通勤や買い物等、利用者の日常生活に必要不可欠な移動手段となっています。
ご利用にあたって
定期観光バスは、各地の魅力ある史跡や景勝地を選りすぐり、コースを設定しています。コースや道順の設定といった煩わしさを感じることなく、個人でも気軽にバス旅行を体験することができます。
近年、航空機の利用者数は増えています。これに歩調をかけるように、空港へのアクセス面での需要も伸びています。鉄道、タクシー、マイカーなど、様々な手段がある中で、空港アクセスバスも注目されています。空港アクセスバスには、大きな荷物をもって乗り換えしなくてよいというメリットがあります。デメリットとしては、所要時間の不確実性が挙げられますが、近年は高速道路網の整備によって定時制が改善されつつあり、バスは追い風を受けています。
ご利用にあたって